世界の緑化
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メリッサ・ブレヤー
2018年11月16日


© Carlos González Silva

気候変動による最近の雨が、アタカマ砂漠で多大な死滅へと向かわせている。

 まず考えることは、おそらく人々は「砂漠にサプライズの雨が降ると、全てが目を覚ますのではないか」ということでしょう。けれどもチリの北部にあるアタカマ砂漠の場合、そのようなことは全くありません。

 アタカマ砂漠は極めて厳しい場所です。地球上でもっとも乾燥し最も古い場所であり、過去500年間に雨が降った記録はありませんでした。2015年までは。2015年の3月に、極度に乾燥した広大な地域に雨が降り…雨と死が訪れました。

 「アタカマに雨が降ったとき、私たちは壮大に花が咲き乱れ、砂漠が目を覚ますことを期待していました。」とコーネルの宇宙生物学者であるアルバート・G・フェアレン博士は言います。「しかし、私たちは私たちが学んだがことは正反対のこと、つまり、アタカマ砂漠の極度乾燥の核に降った雨が、その土地特有の微生物を大量に消滅させたのです。」

 なんということでしょう。

  「雨が降る前に極度に乾燥していた土は、古代の微生物多くとも16種類が生息していました。雨が降ったあと、沼にはたった2~4種類の微生物しかいませんでした。消滅の出来事は多大だったのです。」と付け加えています。

 この破滅を研究する国際的な調査には、この地域特有の微生物が、この極度に乾燥した居住地の厳しい条件の下で生き延びるために進化してきたかが説明されています。しかしその後、太平洋上の気候変動が雨をもたらしました。その調査から引用すると、「秋の終わりに太平洋(西から)アタカマに入ってきた大量の雲のせいで、2015年と2017年の2度の降雨がありました。たった3年の間に未曽有の減少が2回も起こったのです。その間の多少のその他の雨を含めると、年間降雨量はこの地域の通常より一桁多い、40ミリでした。気候変動モデルは、およそ1世紀ごとに似たような雨が降るとしていますが、実際のところ少なくとも過去500年間には1度もそのような記録はないのです。

 執筆者は次のように付け加えています。
 
気候パターンにおけるこの大きな変化は、世界的な気候変動によるものです。それはアタカマの中心の異なった場所にランダムに影響を与える降雨パターンによって重要な変化を伴っています。…


 「私たちのグループは、直感的に期待していたことと反対のこと、アタカマでは、今まで見たことがなかった雨が降っても花が咲くきっかけにならないということを発見し、その代わりに雨は、激しい降雨の前に地域に生息していた微生物の非常に大きい破滅の原因となることが分かりました」とフェアレンは言います。

 砂漠の微生物は、気候変動ポスターに描かれる子どもたちが好むホッキョクグマやペンギンと同じように同情をひくものではないかもしれませんが、地球温暖化は遠くに広範囲に影響しているという人々に思い起こさせむせび泣かせるものにはなるでしょう。この地域の種の85パーセント‐過去15億万年もの間微生物的なことをしていた種が‐死滅したことは、注意するに値すると思います。私たちは皆気候変動によって、SFのシーンのように街が水没するようなことになると教えられてきました、そしておそらくそうなるでしょう。でもそうなる前に、アタカマ砂漠のいくつかの水たまりは、そうなること不気味に警告しているように感じられます。

 研究についてここで読むことができます。

 ソースはこちら

 translated by Yoko Fujimoto


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