世界の緑化
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ロイド・アルター
2018年11月12日


CC BY 2.0 Living wall in Paris by Patrick Blanc/ photo Kelly Rossiter

しかし本当に、彼らが取り組むべきは問題の元の方なのですが。

アレックス・ジョンソンが、「リビングウォール」を最も汚染されている学校に設置すべきだとキャンペーンを進めている人たちが言っているという独立記事についてこっそり私に教えてくれたとき、私は目を白黒させました。非常に多くの汚染が非常に多くの車やHGV(重量積載物車両、私たちが大型トラックと呼んでいるもの)から出ていて、気候変動に対応する英国の医療機関連盟のディレクターであるローリー‐ラングトンは、スカイニュースに次のように話しています。

 学校にとって、リビングウォールが子どもたちが吸う空気の質を改善する助けになり、したがって彼らの健康や幸福も改善し、見た目や環境への感覚もよくなり、また大気汚染や気候変動について教育することにもなります。


たしかにそうですが、私たちが最初にやらなければいけないことは問題を減らすことであり、公害をぬぐい取ることではないのです。レイボーン―ラングトンはこのことを分かっていて、次のようにも話しています。

 けれども、空気を清浄化することの責任は政府の役目です。政府はこれに応えるための力、資源、義務を持っています。まず、新しい法律を導入するために政府を必要としています。


学校付近の自動車を禁止したり、路上の汚れた車やトラックを排除するような法律です。それではなく、チスウィックのセントメリー小学校のようないくつかの学校は、リングウォール買い、教室内にエアフィルターを設置するためにクラウド焚ディングを行っています。市長もその楽隊車に飛び乗り、もしコミュニティが壁の残りのお金を集められたら32,000ポンド出すと誓約しています。ファンディングのサイトによれば、このプロジェクトは75,223ポンドほどかかると言われており、すでに54,765ポンドを集めているそうです。


© Chiswick Oasis on Spacehive

このプランは、校庭にある煉瓦の壁の上にウォールを設置するもので、とても青々とした見た目になります。この時点でこれをやることには意味がないと言うと失礼になるとは思いますが、リビングウォールは高いうえに、管理費も高いです。なぜなら植物は地中で育ちたいという傾向があるからです。ロンドンで最初のリビングウォールに何がおきたか見てください。



だからフランス人建築家エドゥアルド・フランソワはリビングウォールの代わりに緑のファサードを作ったのです。それは、地面やコンテナに植えられたつる植物などのための格子垣を壁にくくりつける構造」になっています。この場合、校庭を数フィート取り、集中的に植栽します。アスファルトの海のかわりに、庭を設けるのです。

私が常に持っていた別の大きな疑問は、植物は空気をきれいにしているのかということです。室内にこれが作られた場合は、その証拠が極めてはっきりしていて、リビングウォールは実際二酸化炭素を取り除き、揮発性の有機化合物の量を減らします。ブリティッシュコロンビア大学のイヴァン・チェンの論文には、リビングウォールがCO2を1/3にまで減らし、VOCを吸っていることが書かれています。しかしそれは実験室内のことです。今回の話は大きな汚い屋外でのことです。

最後に、おそらくこの壁の最も重要な違いというのは、子どもたちが緑色のものを見ることになり、そしてそれが環境にはずっと良いことになるだろうということです。ファンディングのサイトは、次のように記しています。

 
明確な子どもの健康のための長期的な利益とは別に、私たちはこのエリアの装飾物が、地元のコミュニティの日々の生活に肯定的な効果を与えるだろうと信じています。現在若干無駄になり「非常に悲し気な見た目」になっている非常に大きなスペースが、雄大なリビングウォールを中心にした美しい緑のオアシスになることで生き返ります。

彼らがそのためにこれほどたくさんのお金を集められたことにも驚きます。しかしこれは大きな変化にはならないでしょう。大きく変えるためには、バンドエイドやシップやロンドンでなんと呼んでいるものでもなんでもを貼るのではなく、問題の原因になっている車を排除し、元になっているものを絶たなければいけないのです。

ソースはこちら
translated by Yoko Fujimoto

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