世界の緑化

カサリン・マーティンコ
2020年5月4日


CC BY-SA 4.0 Noumanghouri – Poplar trees in Hunza Valley, Pakistan

国の意欲的な森林再生プロジェクトは、コロナウィルスのおかげで驚くべきほど多くの労働者を受け入れることになりました。

2018年、パキスタンは気候変動を緩和するため、そして風景を再生するために100億本の木を植えることを約束しました。それは、何十年も森林が伐採されたり、家畜が食べたり、干ばつに見舞われたりして失われてきたからです。ゴールは野心的ではありますが、ワシントン・ポストが当時レポートしたように、「グリーンを自覚するという考えが定着しているようだ…このコンセプトは高学歴のニュージェネレーションパキスタン人にアピールし、ソーシャルメディアではトレンドとなっている。」

このプログラムは、その名前を100億本ツナミと言いますが、過去2年間くすぶっていましたが、最近予期しなかった支援の注入を−その全てが−コロナウィルスから受けました。多くのパキスタン人たちが突然解雇されたため、政府は彼らに植樹者としての職を与えました。失業した日雇い労働者たちは「ジャングルワーカー」になり、一日500ルピー($3)で若木を植えます。この金額は建設業者が通常稼ぐ金額のおよそ半額となっています。金額は多くはありませんが、なんとかやっていくには十分で、それは生き延びることと飢餓の違いを意味しています。アルジャジーラは次のようにレポートしています。

「コロナウィルスパンデミックがパキスタンを襲った時、100億本植樹キャンペーンは、ウイルスの広まりを遅くするために制定された社会的距離令の一つとして、最初に停止されました。ジョン・ホプキンス大学によれば、パキスタンでは14880人以上の人が感染したということです。しかし今月はじめ、政府によると首相は、林野庁がこのプログラムを再開し、63,600以上の雇用を創出するために免除を認めました。」


このプログラムは、通常の植樹者の数の3倍の人数を雇うもので、植樹の期間を5月(通常植樹の終わり)から6月いっぱいに拡大し、労働者の雇用を持続しています。この仕事のほとんどが都会のエリアで創出され、「女性の雇用と失業した日雇い労働者−主に若者−ロックダウンされた町から移ってきた人たちを雇用することに焦点を当てています。」労働者はすべてマスクをし、他の人から2メートル距離を取るように言われています。

パンジャーブ州のプロジェクトディレクターであるシャヒド・ラシド・アワンは、アルジャジーラに今までにこの州には3000万本の土着種の若木を植えたと話しました。この若木には桑、アカシア、ワサビノキがあります。彼は、特別に得られた人手のおかげでこのプロジェクトが今年5000万本に到達できればと話しています。「私達は、失業者と、町に仕事に出てきてこの数週間で村に帰った労働者全員を確保しました。これは技術を要する仕事ではありません。」

昨夏サイエンスに掲載された研究は、植樹は炭素を捉え蓄える効率的な方法になり、もし大量の木が地球上に植えられれば、気候変動の力強い解決法になると述べています。私達が抱えている気候に関する問題すべてを修復するわけではありませんが、もしパキスタンが行ったこのような感銘を与える決定をしてやろうとしていることが広範囲で実施されれば、成功するかもしれません。

しかも働く人にも大きなメリットがあります。この困難な時期にお金を稼ぎ家族を支えられるだけでなく、都会の密集した環境で感染する可能性があるところから離れて新鮮な空気のある屋外にいられるということです。これは、すべての国のリーダーたちが真似することを考えるべき素晴らしいアイディアです。

ソースはこちら
translated by Yoko Fujimoto

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