世界の緑化

利点の例はたくさんあります。例えば川に隣接するエリア(水辺)と街のなかの緑のスペースは、洪水や熱波から防御するのにコストパフォーマンスの良い働きをします。健康的な土地や土壌は、過剰な水を吸収・貯水し、洪水を緩和します。公園やそのほか街のなかの自然のエリアも熱波の間、温度を下げる助けをします。その理由には、その土壌に水があることもあります。乾燥している時期には、健康的なエコシステムが地下にためていた水分をゆっくりと放出し、干ばつの最悪のインパクトを軽減します。

大気のなかの炭素を捉える

土地のキャパシティを、大気から炭素化合物をより多く捉えるためにする方法が様々あります。最近のヨーロッパのリサーチプロジェクト(Caprese study)は、工作に適した土地を草原に変えることが最も早く、土壌の炭素量を増やせることが分かりました。耕作に適している土地は、穀物がカバーしていますが、収穫のあとから次の種まきまでの間クローバーのような植物を育てると、土がより肥沃になり侵食を避けることができますが、このことは土壌に炭素をより多く貯める最も効率的な方法です。

反対に、土地を違って利用することを決定することもエリアを、排出の元にするように変えることもできます。注目すべき例としては、泥炭地を流しだし、あたためるために沼の泥炭を燃やし、草原や耕作地を鋤起こしをすると、そのまえに蓄えられていた炭素が放出されます。森林について言うと、この動力は同じですがタイムスケールを伴います。土壌のように、森林は炭素を蓄え、二酸化炭素吸収源でもあります。つまり、森林は炭素を蓄え、大気から炭素を捉えるのです。多くの場合、若くて成長している森林の方が、都市を取った森林より早く炭素を捉えますが、年老いた森林を刈ると、炭素の蓄えが森林から排出されます。木材の利用方法によって、炭素はすぐに排出されるかもしれません。たとえば木材が熱のためにもやされたり、あるいはもっとあとで木材が家をたてるのに使われたりという時にです。

より健康的な土壌と土地のエコシステムは、現在行っているよりより多くの炭素化合物を大気から捉え蓄えることができるでしょう。緑のスペースと自然のエリアも、人々と自然が、避けられない気候変動に適応する助けになります。土壌それだけでは気候変動を修復することはできませんが、私達の努力の要素に含まなければならず、また力強いパートナーにもなり得るのです。

土壌と気候変動に関するEUのアクションとEEAの働き

土壌保護に対するEUの論題となっている作戦とその実施リポートは、気候変動軽減と適応の両方に健康的な土壌が重要であることを強調しています。パリ協定は、気候アクションにおいて土地利用セクターの重要な役割を強調しています。

次の請願、土地利用に関する新しいEUの規則で、土地利用の変更や林業は、最低加盟各国がそのセクターの2021年から2030年の温室効果ガス排出を相殺することを求めています。

新しい規則の施行は、報告と監視を必要としており、それはEEAが支援することになります。EEAは、コペルニクス土地モニタリングサービスからの地球観測データを使うことも含め、土地利用と林業や関連する土地管理といった環境的な問題について知識を開発し続けます。EEAのアセスメントと指針、土壌、土地、エコシステム、農業、林業、緑のインフラ、その他のトピックに関するデータも、気候変動に強く関わっています。

多くのことが未だに分かりませんが、私達がより土壌、土地、気候の間の動力について理解すればするほど、より良いデザインチャンスが得られ、より良い持続可能な解決策が取れるでしょう。



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EEAは、気候変動による土壌へのインパクトや脆弱性をレポートし、またそのほか異常気象により加速している侵食や集中豪雨、干ばつ、熱波、嵐を強調しています。さらに土地の喪失の原因となる海面上昇は、海洋からの塩分を含む汚染が海岸地域の土地を変えているとも述べています。この土地利用に関していえば、気候変動は農業地域、特に南部地域が利用不可能、あるいは生産力低下にしており、おそらく今後北部にも及ぶだろうと考えられます。森林では、経済的な価値下がった樹木が、2100年までにヨーロッパの14%から50%切り倒されるでしょう。気候変動適応と農業に関する最近のEEAレポートは、特にヨーロッパの農業部門に大きな損失を与えることを強調しています。様々な地域で2050年までにEUの農業収入の最大16%の損失になります。

しかしおそらく、最も大きな懸念は、北方地域、主にシベリアの永久凍土に貯蔵される
炭素化合物とメタンです。地球の気温が上昇すれば、永久凍土は融けます。この永久凍土が融けることで、凍った土壌に閉じ込められている有機物が融け出し、それが大気への大量の温室効果ガスを放出することにつながり、そのことにより人々のコントロールをはるかに超えた地球温暖化が加速することになります。

土壌と気候危機に取り組む

2019年4月、非常に影響力のある科学者と活動家たちが、大気からの炭素化合物を自然に取り除かせ貯蔵させるために「森林、泥炭地、マングローブ、塩沼、天然の海底、その他危機的なエコシステムを守る、元に戻す、つくりなおす」と叫びかけました。エコシステムを元に戻すことは、生物多様性を支え、空気や水をきれいにし、人々のレクリエーションのための楽しい場所を提供する広い範囲のエコシステムサービスを拡大させるものです。

現在ある土壌と気候変動の間に相互に関係する情報のレビュー(Climsoil report)によると、およそ750億トンの有機体炭素がEUの土壌に貯蔵されているということです。そのおよそ半分の土壌は、スウェーデン、フィンランド、英国にあり、これらの国々には他の国々より多くの森林土壌がありますが、泥炭のような特に湿った有機土壌があります。ある見方では、EEAの最近の推定では、EUの2017年の総CO2排出量はおよそ450億トンということです。

EUの土壌内にある有機体炭素の量はゆっくりと増えていますが、この変化のペースについての推定量はかなり不確かです。より複雑な話をすると、有機体炭素の貯蔵量は常に変化しています。それは植物がガスを分解し大気に発散する前に、大気から炭素化合物を捉えているのと同じです。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によるレポートは、2度以内に地球温暖化を押さえるという目的を達成するために、土地や食物を含む全ての部門からの温室効果ガスを減らさなければいけないことを確認しています。

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translated by Yoko Fujimoto

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気候変動は土に大きなインパクトを与え、土地利用を変えます。そして土は気候変動を推進させることもあるし、スピードダウンさせることもできます。より健康的な土、持続可能な土地、土壌管理なしに、私達は気候危機に立ち向かえませんし、十分な食料を精算することもできませんし、そして気候変動に適応できません。答えは大切なエコシステムを保存し、戻し、そして自然に大気からの炭素を捕獲させるようにすることではないでしょうか。

国連食糧農業機関(FAO)は最近、世界の土壌上部の30センチメートルが、大気全体の炭素の2倍の炭素を保有しているという地図を発表しました。海に続いて土壌が2番目に天然炭素シンクとなっており、それは森林やその他の植物が空気から炭素化合物を捕獲する量を超えています。このことは、単に私達の食料生産のためだけではなく、気候変動への最悪の影響を阻止する私達の努力のために、いかに健康な土壌が重要かということを思い出させます。

気候変動は土壌に影響する

研究者は、世界的またヨーロッパの土壌に与える気候変動の影響を検討しています。例えば、EEAの、気候変動、「ヨーロッパにおけるインパクトと脆弱さ」という最新のレポートによれば、1950年代以来土壌の湿り気は地中海地域で大きく減っており、ヨーロッパ北部では増加しているということです。このレポートは同様のことがこれから何十年も、気温上昇が続き降水パターンが変わるのに従って起こるとしています。

土壌の乾燥が続くと、農業で灌漑が必要となり実りが減り、砂漠化にすらおこり、食糧生産に劇的なインパクトを与える可能性もあります。全EUメンバーのなかの13州は、砂漠化の影響を受けているとすでに言っています。この話ではなくとも、欧州会計検査院による最近のレポートは、ヨーロッパが砂漠化と土地の劣化を結びつけた課題に対してはっきりとしたイメージを持っていない、首尾一貫しない砂漠化への対応がないと結論づけています。

季節的な気温の変化もまた、植物や動物の年間サイクルを変え、結果的に生産量が減ります。例えば、春が今までより早く訪れ、花粉媒介者が生まれる前に木々の花が咲くかもしれません。人口増加が見込まれ、世界の食糧生産量が増加することが望まれるでしょう。このことは、土壌が健康的で農業地域が持続可能であるという大きな条件になります。同時に、化石燃料に代わり、温室ガス排出を阻止するための緊急の需要により加速するバイオ燃料やほかの植物由来の生産物への需要も増えています。

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コロナ危機後、この星をどのように持続可能なレジリエントな世界にできるでしょうか?この重大な時期に、私達の未来を形作る復興のための決定をする場所として、欧州環境機関はコロナと環境に関する知識にもとづき議論を行うことに貢献しています。

世界でコロナ関連の死者数は悲しいことに40万人を超え、いくつかの地域は他よりも速く未だに増え続けています。COVID-19に関連するコストと危険は現実的なものであり、世界的なアクションと連帯が求められています。

ウイルスの拡散を止めるために、厳しいロックダウン措置がEUメンバーのほとんどを含む多くの国々で行われました。そのなかで感染率を低くできた国は用心深く再開し始めています。緊急的な健康インパクトとその解決方法に最初の何ヶ月かは焦点を当ててきましたが、パンデミックによる経済インパクトが巨大であることが明らかになり、この先何年も続くだろうと思われます。各国政府は、最悪のインパクトを軽減し経済を押し上げるために公共支出を当てています。これらの資金はコロナ前の世界に戻るために使われるべきでしょうか?それとも持続可能で公正な世界にするために使われるべきでしょうか?

ヨーロッパの回復計画は、持続可能への道を確実にするもの

ヨーロッパは選択を明らかにしました。:緑、デジタル、そしてレジリエントなヨーロッパと。ヨーロッパグリーンディールのなかで、欧州委員会はすでに大きな望みを持って、環境と気候問題を中心に据えた長期的な持続可能性への移行を提案していました。主な総合的政策には、最近提案された生物多様性や農地と食卓をつなげる戦略も含まれ、このビジョンを実現化するために進めてきています。

この優先事項はEU複数年度予算、2021年から2027年に1.1兆ユーロという数字に反映されています。復興計画の部分では、この経済危機から、新しい次世代EUと呼ばれる追加の金融商品(その金額は7500億ユーロ)が欧州委員会によって最近提案されました。よく練られた政策目標のなかで骨組みされているので、これらの資金は、気候中立や持続可能性を達成し社会的不公正を訴えながら、ヨーロッパの経済を変える助けとなるでしょう。

この移行期間を通して、この共有されたビジョンに対する首尾一貫したアクションに、これらの資金が確実に割り当てられるのに、知識は重要な役割を果たします。

移行の決定を支持するために知識を豊富にする

世界コミュニティーが、人口統計変化や不公正から資源利用や汚染物質排出傾向までのこの危機の大きさを全部見て評価するのには、何十年とはいかなくても、何年もの年数を要します。しかし、コロナが短期的長期的に環境に及ぼす影響を測る指標はすでにあります。

コロナ関連で最も速く測定結果の出るものの一つに、目に見えて改善された空気の質でした。路上の交通量が減ったことで、ロックダウンをした多くのヨーロッパの街では、いくつかの鍵となる大気汚染物質の濃度が低くなったことが観測されました。この改善の量を理解するために、EEAは窒素酸化物の週平均濃度をモニターし、いくつかの街では2019年の同じ週より50%以上濃度が低くなっていました。また路上からの騒音の現象も考えられます。けれど、経済活動の速度が上がれば、これらの改善は元に戻るでしょう。

経済活動のレベルを下げることは、2020年の温室効果ガス排出量を減らす結果となることにもなりそうです。具体的なデータを元にした完全なアセスメントは2021年の終わりになるでしょう。大気の質と同様、排出量の大きな減少は経済が回復し始めれば確実に元に戻るでしょう。

世界中から、人間の活動による邪魔がなくなったことで野生動物が失地を回復しているとか、環境面では結局使い捨てプラスチックが増えたというレポートがあります。ヨーロッパじゅうや世界の研究者や公共団体は、これらの傾向を見極め確認するためにイニシアチブを開発するべきです。

気候中立と持続可能な大陸であり惑星となる道程を確実にたどるために、私達はEEAが持つ豊富な知識をパートナーたちと共有し、新しいハブポストコロナプラネットで情報に基づいた議論を促進していきます。

一つの星、一つのコミュニティー

私達は困難な時期を過ごしています。私達の周りのすべてが短期間に未曾有の速さで変わってしまいました。社会的交流、可使時間、教育、休暇、仕事の機会とデジタル接続。未来は公平に不確かなことで満ちています。けれどこの大変な時期に、私達は個人、家族グローバルコミュニティーの一部として行ってきた感銘を与えられる強さ、レジリエンス、連帯を決して忘れるべきではありません。共に行動し、革新し、適応し、そして先に進みましょう。私達は持続可能な方法でそれをする必要があるのです。

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| 世界の緑化情報 | 11:40 AM | comments (x) | trackback (x) |
緑のインフラを気候適応プランや戦略に組み込む

40ドルでコースに参加

緑のインフラは価値があり、また気候適応とレジリエンス戦略に費用対効果の高いものです。それは、システムの複数かつ様々な利点によってかなりの数の持続可能性ゴールを市町村が達成するために利用できるものです。このコースは、どのように緑のインフラ技術が機能するのか、どのように気候適応ストラテジーに貢献するのか、どのようにコミュニティ内部に実装するのかをサポートするかということをデモンストレーションするためにデザインされています。

学習目標
・ 気候適応への理想となる緑のインフラの特徴を確認する
・ 緑のインフラの実装が成功するための原則を学ぶ
・ 緑のインフラの最善の措置を理解する
・ あなたのコミュニティでどのように緑のインフラを進めたらいいかを学ぶ

コースの範囲
このコースは、どのように緑のインフラを気候適応プランと戦略に組み込むか、そしてどの要因が緑のインフラをその戦略の理想的な部分になるか、を教えるように作られています。

インストラクター紹介
都市計画と風景デザインのバックグラウンドを持つロハン・リラウワラは、北アメリカじゅうに、生きている緑のインフラの広範囲な利用を進める際の障壁を壊すことに、5年間従事してきました。ロハンは、緑のインフラのコストと利点について幅広く焦点を当てながら、トレーニングプログラム、ツール、リソース、分析を開発し提供してきました。彼はまたLiving Architecture Performance Tool、LEEDと類似する緑の屋根や壁の評価システムを後押ししてきました。

コース・カリキュラム
生きている建築物 および 緑の屋根の街紹介 動画(2:25)
気候適応のための緑のインフラ 動画(38:06)
コースフィードバック コース調査

よくある質問
このコースはいつ始まりいつ終わりますか?
このコースは今始まり、終わりはありません!これは完全に自分のペースで、オンラインで、あなたが始め、終わるときを決めるものです。

このコースにアクセスするのはどのくらいの期間になりますか?
一生アクセスすると聞くとどんな感じがするでしょうか?参加したら、このコースには好きなだけ無制限にアクセスできます。お持ちのどんなデバイスでも大丈夫です。

もしこのコースに不満があったら?
私達はみなさんに満足してほしいです!もしこのコースを購入したことに満足できなかったら、最初の30日以内にご連絡ください。全額お返しします。

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translated by Yoko Fujimoto



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